インプラントは本当に「怖い治療」なのか
目次
・なぜインプラントは「怖い」と思われてしまうのか
・インプラント治療でよくある「トラブル」とは
・インプラントのメリット・デメリット
-メリット
-デメリットとリスク
・信頼できる歯科医院の特徴を把握してリスク回避を
・まとめ
なぜインプラントは「怖い」と思われてしまうのか
一般に思われているインプラントのイメージは「歯茎を切ってドリルで骨に穴を開けてボルトをねじ込む」といったイメージでしょうか?
そもそも大部分のインプラントは小手術で歯茎を切る範囲も狭いですしインプラント本体も4mm×10mm程度の小さなものです。
もちろん麻酔をするので術中の痛みはありません。
術後の痛みも痛み止めを数回飲む程度であることがほとんどです。
でも一般には大手術で痛みや腫れを伴うものというイメージがあるのでしょう。
インプラント治療でよくある「トラブル」とは
インプラントのトラブルとして今一番注目されているのは「インプラント周囲炎」でしょう。
インプラントが骨に定着して被せものが入ったら終わりなのではなく、自分の歯と同じようにセルフケアが重要になります。
また定期的にチェックすることにより、インプラント周囲に炎症が起きた「インプラント周囲粘膜炎」の段階で対処することができます。
またインプラント本体と土台の部分をつなぐネジが緩んだり、仮止めにしてあった被せが外れるなどのトラブルもあります。
これらも定期的なチェックにより防ぐことができます。
インプラントのメリット・デメリット
メリット
一番のメリットは噛む力が強く何でも自分の歯と同様に噛むことができることでしょう。
入れ歯のように食事の度に外して洗う必要もありませんし、ブリッジのように両隣の歯を大きく削る必要もありません。
デメリットとリスク
入れ歯やブリッジに比べると費用がかかるということと、簡単な手術が必要になること、期間も少し長くかかります。
短期的に見るとこれらがデメリットでしょう。
信頼できる歯科医院の特徴を把握してリスク回避を
上記のよくあるトラブルでは書きませんでしたが、手術の際のトラブルで感染や骨の過熱などによりインプラントが生着しなかったり、後々骨が吸収してきてぐらぐらしたり露出してきたりというトラブルもあります。
こういうことはインプラント手術に熟練した歯科医ではほとんど起きません。
多くの症例をこなしている医院が必ずしもいいとは限りませんが、手術の質を担保するにはそれなりの症例数が必要と思われます。
まとめ
適切に施されたインプラント治療は患者さんの生活の質を大きく向上させるもので現代の歯科医療においては欠くことができません。
手術は外来で出来る小手術で術中の痛みはなく術後の痛みや腫れも心配するほどではありません。
多くの方がこんなことならもっと早くやればよかったとおっしゃっています。
どうぞ信頼できる歯科医を見つけてチャレンジしてみてください。
当、岡山インプラント支援相談室では、インプラント治療に関する正しい情報を発信し、患者さまのお悩み、セカンドオピニオンのご相談にも対応しておりますので、どなたでもお気軽にお問合せください。